pixiv SUMMER BOOTCAMP 2014のエンジニア講義スライドを一挙公開します!!
ピクシブ株式会社では 9月1日から12日まで 2 週間にかけて夏季インターンシップ pixiv SUMMER BOOT CAMP -2014- を開催しました.
弊社のエンジニア陣が普段の仕事内容や pixiv などのサービスの裏側などについて,エンジニア職インターン生に毎日 1 時間程度の講義を行いました.
ほぼ毎日インターン生からの質問などで議論が起こったのでスケジュール通り 1 時間以内に終わることはありませんでしたが,カンファレンスなどとは違い,あえて時間で区切ることはしませんでした.
それでは具体的な講義内容を紹介します.
一部の講義はスライドや個人の blog 記事が公開されていますので,併せて掲載します.
講義内容
『ピクシブ新広告サーバー構築物語』
インフラチームの@catatsuy が,担当している社内広告サーバーについて講義をしました.
ピクシブ新広告サーバー構築物語 // Speaker Deck
エンジニアの仕事内容なども理解して欲しかったので構成だけでなく,失敗談も含めて説明しました.
pixivを支える技術 2014
グロースチームの @edvakf が,現在の pixiv に利用されている技術について講義をしました.
pixivを支える技術 2014 // Speaker Deck
弊社 @harukasan のブログにまとまっている,pixivを支える技術シリーズの最新版です. これまではインフラ側寄りの発表が多かったですが,今回はアプリケーションの観点で作りました.
うごいらTech Talks で発表しました #pixiv_engineering_talks - BLOG::はるかさん
広告配信システムの開発事例から学ぶ ロバストなシステムを開発する技術
ピクシブ開発マネージャーの @bash0C7 が,最近の社内での開発事例をもとにシステム設計について講義しました.
一見して用件の多いシステムでも,きちんと分析して機能ごとに個別のサブシステムを設計することで「ふつうに」開発することができると説きます. また,cronに対する代替のひとつとして Fluentd を活用できることを紹介しました.
この話をもとに11月に別の機会で発表します.発表資料はその後に別途公開する予定です.
BOOTHの話
新サービス開発チームの南川が BOOTH のインフラについて講義をしました.
pixiv-summer-intern2014 // Speaker Deck
成長するサービス
インフラチームの @harukasan が大規模Webサービスをスケールさせるためには,どのようなことを考えればいいのかについて講義しました.
Growing Service // Speaker Deck
pixivアプリの設計思想
モバイルチームの @shobyshoby が pixiv アプリを題材に,アプリ開発で気を付けた方がいいことなどを講義しました.
pixivアプリの設計思想 なぜアプリを作るのか 良いアプリとは何か // Speaker Deck
pixivのAndroidアプリ事情
モバイルチームの @rooandqoo が pixiv での Android アプリ開発フローについて講義しました.
ピクシブのAndroidアプリ事情 // Speaker Deck
超大量絵馬と七夕のjsのはなし
新サービス開発チームの @geta6 が,Node.js やBackbone.js(Marionette.js)を採用して短期間で開発した特設サイト超大量絵馬およびpixiv七夕短冊祭の開発エピソード, JavaScript での Web アプリケーション開発についての講義をしました.
Cure & WorldCosplay
Cureチームの @walf443 が Cure と WorldCosplay のインフラ構成や Rails や JavaScript での開発の工夫についての講義をしました.
サービスを作る時の話
UIチームの @yksk が, pixiv の UI がどのように開発されているのかや新機能開発の際に UI や機能をどのように考えて作るかなどサービス全体についての講義をしました.
まとめ
会社にインターンとして来てくれたので実際にどのようにシステムが動いているのかやどういう仕事をしているのかなどをしっかりと説明しました.
内容が非常に濃く,社員が聞いていても非常に面白い講義が続きました.
ピクシブ株式会社では毎年夏と春にインターンシップ「pixiv SPRING/SUMMER BOOT CAMP」を行っています.
興味のある学生の方は,ぜひ次回の BOOT CAMP に参加してください!
次回開催についてはまだ確定していませんが,昨年実績では 1 月中旬から 2 月上旬にかけてエントリー募集, 3 月上旬に開催しています.